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2024年7月31日の日銀の利上げ以降、住宅ローンの金利にも影響が出始めています。
「金利ある世界」の中でどのように住宅ローンを選べばよいのか、知っておくポイントについてお話しさせていただきました。
・自分に合う金利タイプを知りましょう
・夫婦でローンを組む際は、将来の働き方など十分に話し合いを
・全期間固定金利のフラット35や金利引き下げの子育てプラスについて
固定金利と変動金利の金利差はまだありますが、1月24日に日銀が政策金利を0.25%上げたことから、すでに住宅ローンを借りている人の金利は今後上昇します。すでに借りている人は、必ず金銭消費契約書を取り出して、金利の仕組みについて確認しておきましょう。
変動金利の借りてからの金利は、一般的に毎年4月1日と10月1日の各銀行の短期プライムレート(その銀行の最優遇の貸出金利)に連動します。たとえば現在の短期プライムレートが2.625%で4月1日時点の短期プライムレートが0.25%に上昇していたら、変動金利の基準金利も0.25%上昇します。現在の金利が0.4%の人なら6月か7月の金利から0.65%に上昇します。でも、返済額は借入時から5年間上がらないため、金利が上がったと気づくのは6年目からです。
返済額は変わらなくても、金利が上がれば利息の返済割合が増え、元金の返済が後ろ倒しになります。しかも、6年目からの返済額はそれまでの125%以上には増えないため、大きく金利が上昇するとさらに10年目以降の返済額が大きくなってしまいます。
結果として総返済額は増えます。
家計に余裕があって金利上昇に耐えられる家計や、繰り上げ返済ができる家計ならよいのですが、教育費の負担も重なるなど家計が厳しいと、返済が滞ることにもなりかねません。
こうした将来の家計へのリスクを考えると、家計に余裕がない、将来お金がかかるイベントが控えている、収入の上昇が見込めない、または年金生活までローンが残るなどといった場合は、多少金利が高くても全期間固定金利を検討するという選択肢もあります。
「金利ある世界」になったからこそ、住宅ローンの金利タイプについてよく知り、金利上昇時にどのお金で対応するのかを考えた資金計画、返済計画が大切です。
日銀が政策金利を上げたこの機会に、ぜひ資金計画、返済計画を見直してみてください。
幣事務所でも個別相談で資金計画、返済計画をご一緒に考えます。将来のご家族の希望がかなえられる資金計画、返済計画をご一緒に立てましょう。