週刊ダイヤモンドの保険ランキングに選者として協力しました

４月２２日発売の「週刊ダイヤモンド」4/27・5/4合併特大号　「特集：保険VS新NISA」のランキングに協力しました。

医療保険・がん保険・収入保障保険・外貨建て保険・変額保険のベスト％ワーストランキングを保険に詳しいファイナンシャル・プランナーや保険代理店経営者、保険ジャーナリストなど２９人で選んでいます。

最近のご相談で感じることは、「保険は無駄だから解約して新NISAで運用を」と考える人が増えていることです。しかし、保険と運用はそもそもの目的が違うもの。たとえば、子どもが小さく夫婦方働きの家庭では、働いている人に万が一のことがあるとその先の家族の生活費が成り立たなくなってしまいます。このように、万が一の時預貯金では賄えない何千万円という大きなお金に備えるには、新NISAの積立投資などでは間に合いません。死亡保障こそ保険で備えるべき筆頭です。

医療保険やがん保険は、各保険会社が競うことでシニア世代や持病がある人でも見直しの検討ができるレベルに保険料が下がっています。また、日進月歩の進化を遂げる医療に追随する形で、保障内容も各社アイデアを駆使しています。がん治療、訪問診療、公的医療保険など、現在の医療や勤務先の健保組合、社会保障の制度について知って無駄なく不足なく加入することがますます重要です。

また、金利上昇に伴い特に昨年は外貨建ての保険が人気を博しました。金利の動き方や為替について理解して加入していればよいのですが、単純に「お得」「もうかる」と思って加入している人も。。。

保険商品の中には複雑な仕組みや複雑な保障内容となっている商品もあります。しっかりと理解して、自分に必要な保険、必要な保障に加入していただきたいと思います。

保険の加入を検討している方是非読んでみてください。

ただし、本当に自分に合った保険を探すのは、ランキングではできません。現状の家計、資産の状況、将来のお金の動きを知ったうえではじめて自分にとって必要な保障がわかります。

幣事務所ではキャッシュフロー表作成後に保険の見直し相談を受けています。今までに何百万円と生涯の保険料が削減できた例も、逆に加入しなくてはならなかった保険に健康なうちに加入できてよかったという例も数多くありました。

保険代理店や保険の営業職員さんに会う前に、ぜひ一度「保険を売らないFP」にご相談にいらしてください。

保障の「設計図」を作成いたします。その「設計図」を持って保険商品を購入してください。

スポット相談でのご相談からも承ります。