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住宅購入を考え始めると、お金のことがなんとなく心配でも、まずはマンションや住宅展示場の見学に行ってしまいがちです。そして言葉巧みに営業マンに勧められると、買いたい気持ちがどんどんふくらみ、その結果本来買っても良い値段以上の住宅購入をしてしまう人が多いのです。
しかも、そのことに多くの方はすぐには気づかず、教育費の負担が大きくなる時期や定年後にお金が足りなくなって初めて気づきます。
住宅展示場やマンション見学は、実際の家をイメージしたり、家の構法や性能、各メーカーの特徴を把握したりするのには最適な場所だと思います。しかし残念ながら、展示場やマンションの営業マンはお金の専門家ではないため、「お金の悩み」については解決策を示してくれません。しかも、売り手の集まりですので、「できる限り高い家」を買いたくなるようなやさしく夢のある話をたくさんしてくれます。結果、何の疑いもなく「買ってはいけない額の住宅を購入する契約」をしてしまうのです。
では、家を買おうと思ったら最初にやるべきことは何でしょう?
マンション販売業者・ハウスメーカーなどの「売り手」に会う前に、家にかけることができる予算を計算することです。いくらまでの家を買っても良いのかを、将来の収入や支出(教育費や老後の費用、住宅を維持するためにかかる費用など)を試算した上で、家にかけることができるお金を計算します。
正しい金額が知りたいのなら、自分で計算するか、売り手ではない第3者立場の住まいのお金の専門家(保険や金融商品を販売しないファイナンシャル・プランナー)に相談するかのいずれかしか選択肢はありません。
保険を販売するファイナンシャル・プランナーが同様のサービスを提供している場合がありますが、多くの場合、最終的には保険の販売が目的です。また、そうしたファイナンシャル・プランナーは、住宅ローンにはあまり詳しくないケースも見られます。
当事務所では、メガバンクでの住宅ローン相談窓口での実務経験を生かした資金計画や、ローンの相談を行っております。サービス・料金等をご確認いただいたうえでお問合せください。
ファイナンシャルプランナーは、資格自体は比較的容易に取得することができますが、それを活かしてアドバイスすることは非常に困難だと言われています。
なぜなら、アドバイスの範囲が非常に広範囲に渡るとともに、実務経験がないと表面的なアドバイスしかできないからです。
住まいのアドバイスに関わる主要な3分野である不動産、保険、住宅ローンのすべての分野で合計15年の実務経験があります。
もちろん、住まいそのものは大切ではありますが、私は、それ以上にお客さまが幸せに感じることが大切だと考えています。主婦の経験・親の介護経験をふまえたお客さま応対に評価をいただいています。
第3者ですので、使っても安心な住まいの予算をお伝えすることができます。
また、お客さまが払う手数料をできる限り安く済ませる方法やお客さまが得する方法を徹底的に追求することができます。
皆さんは、携帯電話を持っていない人に携帯電話の選び方を聞こうと思いますか?
同じように、私は、住まいのアドバイスをする人は、住まいの購入経験があることが大切だと考えています。
自身の経験を(多くの失敗経験も)ふまえたアドバイスが可能です。