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高額な損害賠償が発生する自転車事故が発生していることから、令和2年4月1日以降東京都内で自転車に乗る人は、対人賠償の保険に加入することが義務づけられました。子どもはもちろん、70代、80代の高齢者も自転車保険など個人賠償責任保険に加入しなくてはなりません。
しかし、60代までの傷害保険や自転車保険はたくさんあっても、70代以降は年齢制限に引っかかり、80代になると個人賠償責任保険に加入できる保険を探すのも大変です。そこで今回は70代、80代でも加入できる自転車保険についてお伝えします。
2013年に小学生(11歳)が自転車で走行中に65歳の女性と正面衝突し、女性は意識不明の重体となり、裁判所が保護者の監督責任を認めて9500万円もの損害賠償の支払い義務が発生した事故がありました。
とても手持ちのお金で払える額ではありませんね!
こうした事故を受けて都内で自転車に乗る人は、他人やものを傷つけたときに保険金が出る「個人賠償責任保険」に加入が義務づけられました。東京都だけでなく今は他の自治体にも広がっています。
さて、この個人賠償責任保険ですが、少ない保険料で大きな補償を得られるのですが、一般的には自動車保険や火災保険、傷害保険等の特約として加入します。しかも、1つ特約を付ければ家族全員が補償されるので、自転車に乗らなくても必ず加入して欲しい保険なのです。
しかし、実は自転車保険はひとり暮らしの高齢者には加入しにくい保険です。
車・・・乗らない
火災保険・・・家が古いので最低限の保険・・・個人賠償付けられない・・
傷害保険・・・年齢制限で加入できない
では、自転車に特化した自転車保険ではどうでしょう?やはり、70歳以上で加入できる保険は少なそうです。特に80歳以降で加入できる保険はなかなか見当たりません。そんな中で、いくつか80代以降でも加入できる自転車保険を探してみました。
示談交渉付
高齢になると、自転車でケガをしたり、事故を起こす可能性も高い、と見なされて、一般的には69歳までの引受が多いようです。しかし、街を歩いているとまたは車に乗っていると、高齢者が自転車に乗っているのによく遭遇しますよね。身体能力が衰えて事故を起こしやすいからこそ保険に加入したいのですが、保険会社は逆ですね(笑)
85歳の義母がまだ自転車に乗っていますが、個人賠償責任が義務化されているのに加入できる保険が本当に少ないのにはびっくりしました。義母は70代から加入している傷害保険に個人賠償責任保険を特約で付けているのですが、今後はサイクル安心保険かBycle S(バイクル エス)を検討してみるのもいいかな、と思っています。
また、人ではなく、安全な自転車と認定された自転車に付けられる保険があります。
赤色TSマーク付帯保険
こちらは、人ではなく自転車に付保されるので特に年齢のことは書いてありません。1年間赤色マークが有効なので、1年ごとに整備士がいる自転車屋さんで整備してもらった自転車に乗ることが条件のようです。
高齢者が自転車に乗るのは危ないと思うかもしれませんが、ひとり暮らしだと買い物の荷物を運んだり、車の免許証を返納して歩くより自転車が楽、という方もいます。
かといってやはり年齢とともに危険は増します。
親御さんがひとり暮らし、またはご夫婦で暮らしている、自転車にまだ乗っている、という方は、ぜひ高齢者でも加入できる自転車保険の手続をして上げてください。
自転車保険に限らず、親御さんの介護や住まい、相続の相談もお受けしています。
老人ホームへの住み替え、空き家、片付け、相続など、実家の困りごとがあればご相談ください。必要なことと心配しすぎなくていいことがわかるように、また、心配事があるときには解決方法をご一緒に考えるお手伝いをさせていただきます。
個別のご相談をご希望の方は→50代からの住まいのお金相談室
をご覧ください。
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