価値の高い実家は相続争いのもと?現代ビジネスに記事を書きました

価値の高い実家であるがために相続争いが起きるのはよくあることです。

不動産という財産である実家は、家が建っていれば相続人に均等に分けることは難しいからです。

特に二世帯住宅や賃貸併用住宅を建てていると、もし、別居の兄弟に法定相続分の遺産を求められたら、そこに住んでいる人が土地の価値分の現金を他の相続人に分けなくてはなりません。

しかし、亡くなった親が保険金や現金をたくさん残してくれたならいざ知らず、普通は何千万円という現金を兄弟分準備することはできません。

本当に揉めてしまったら、実家を売却してお金で分けるしかありません。

 

こうして、親が生きているときは仲が良かった家族が、いざ親の相続が発生すると争いになることもしばしばです。

二世帯住宅や賃貸併用住宅を建てるときは元気で頼りになる親も、高齢になれば介護が必要になることもあります。

その時だれがどのように面倒を見るのか、別居の兄弟も含め家を建てる前に親子で話し合う必要があるのではないかと思っています。

 

現代ビジネスの記事の事例のように、一番家族のために動いた人が一番損をしてしまうような相続はご相談の中にたくさんあります。

経済的なメリットだけに目を奪われず、実家に家を建てるときにはぜひ別居の兄弟も含め、親子でよく話をしていただきたいと思います。

 

記事は→前編:62歳の妹がキレた…「3億円の実家」の相続で発覚した「身勝手すぎる兄夫婦」の行動

後編:「遺産を渡すわけにはいかない」…62歳の妹が「3億円の実家の相続」で、兄にキレたワケ

 

住まいのお金相談室には、将来子供たちが相続争いにならないための、老後の住まいについてのご相談を受けています。

いつまで今の家に住みたいのか、介護についてはどのような状態になったら、どこで誰に介護してほしいのか、といったことをねいねいにヒアリングしながらご相談をお受けしています。

今、どうしたいかわからなくても、何から相談してよいかわからなくても、お話しいただいていく中で考えを整理し、ここからどのような行動をすればよいのかが見えてきます。

 

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