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先日日銀の黒田総裁より日本もいよいよマイナス金利となる、という発表がありました!
え~っ、マイナス金利って銀行にお金預けるとお金が減っちゃうの?と心配になった方もいるかもしれません。
でも、ご安心あれ。今のところ銀行が日銀にある一定上のお金を預けると、その一部分がマイナス金利になる、ということです。
でも、黒田総裁の発表の影響力は大!
債権の値動きは金利と逆の動きをするため、金利が下がれば債券価格は上がる!
そんなわけで、買いが殺到しそうな日本国債で運用する投資信託は一部売り止めになっているらしい!
長期投資をしているといろいろなことがあるもんだ、と実感しています。
・・・と話がそれましたが、この低金利の中、「住宅は買い時ですか?」というアンケートやお客様からの質問、セミナーや執筆のお題をいただく機会が増えています。
確かに、2月は住宅ローンの金利が史上最低をさらに更新していますね。
変動金利は0.5%台から、30年固定でもフラット35以外で1.4%なんていう金利も出ていて人間が古い私などは「え~っ、一昔前の変動金利じゃないの?」と、驚くばかりです。
3000万円を30年間ずっと固定で借りても支払う利息は全部で675万円程。毎月の返済額は約10万円です。
これくらいなら子供の学費がかかろうが、ボーナスに変動があろうが、何とか返していけるんじゃないの?と思ってしまいますね。
でも、私は住宅の買い時は人によって全く違うと思っています。
というのはライフスタイルって、本当にご相談を受ければ誰一人同じ人はいないんですね。
例えば全国転勤や海外への転勤がある人、夫婦共働きでお互いに転勤がある人、お子さんが何人ほしいのか、実際に何人生まれるのか、まだまだ夫婦で意見が一致していなかったり、予定通りの家族構成にならなかったり・・・・
2回3回とご相談を重ねているうちに奥様が妊娠されたり、海外転勤が決まったり、若いご夫婦には未確定なことがたくさんあります。
そんな中、友人や親せきの同じ年頃の人が家を買っているから自分も!と安易に住宅を購入してしまうと、その後の人生で「家」が思わぬ重荷になってしまった方も数多く見てきました。
また、その時は資金ぎりぎりで頑張れると思っていても、将来その家に住み続けることができるとは限りません。90歳、100歳の時その家がどうなっているか想像できませんよね。あまり若いときに家を買っても、建て替えが必要になる場合もあるかもしれません。
だからこそ!
家を見に行く前に将来の家計の動きやライフスタイルを想像してもらうために、資金計画の相談に来てほしいな、と心から思うのです。
先に家を見に行ってしまうと、業者さんは当然のことながらあなたがローンを組めるマックスの金額で買える家を勧めてくれます。これはお仕事なので当然ですよね。
でも、そうして何軒もの家を見て、不動産屋さんに資金計画を立ててもらい、最後の確認のために私のところにご相談に来ていただいたお客様たち、正直予算が1000万円以上変わってしまう方が多いのです。
また、そもそもライフプラン上今は家を買う時ではない、という方もたくさんいます。(結果ご夫婦で相談されて購入をやめる方も多いのです。)
現在の低金利をみると「今のうちに買わねば!」と思う方も多いでしょう。
もちろん、買ったほうがいい人もたくさんいます!
そんな判断に迷ったら、私じゃなくてもいい!不動産を売らないFPに相談してほしいな、と心から思います。
なにせ、住宅購入の予算を間違えると一生お金に苦労することにもなりかねませんから!
慎重に、慎重に!